Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

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すべてのJリーグファンへ

今日、柏レイソルはブラジルを代表する名門クラブ「サントスFC」と対戦する。

ヨーロッパの強豪クラブから高額オファーがあったにも関わらず
頑として放出しなかったブラジルを代表する若手ネイマールやガンソなど
2014年のブラジルワールドカップを目指すタレントが揃うクラブだ。

かつては王様ペレやカズがプレーしたことでも有名だろうか。

率直に言って勝つ見込みはそれほど多くはない。
それでも当然柏は勝ちに行く。

別に柏の応援をしなくてもいいけれど
みなさんが応援するクラブと今期の柏との対戦を通じて
(あるいは昨期の柏との対戦を通じてでもいいけれど)
正真正銘のワールドクラスとの距離感を測ってみてはどうだろうか。

柏の2トップは北嶋か工藤か田中か分からないけれど
北嶋のニアへの飛び込みを通じて
大黒や佐藤寿人はどれくらい通用しそうか分かるかもしれない。
田中のシュート力を発揮できるシーンはどれくらい作れるか
工藤のラインブレイクは通用するか
みなさんのクラブのFWの決定力と比べてみてもいいだろう。

大谷や栗澤、あるいは茨田のボランチは
全員ブラジル人の中盤とポゼッションやボール奪取でどれくらい渡り合えるか
みなさんのクラブのボランチと比べてみてもいい。

最終ラインの増嶋や近藤は、あるいは酒井や橋本は
サントスの誇るアタッカーを抑えきれるか、
みなさんのクラブのDFラインならどうなのか見てもいい。

酒井や橋本のSBはオーバーラップしていいクロスを上げられるだろうか。
レアンドロ・ドミンゲスやジョルジ・ワグネルの中盤の攻撃は
サントスの守備陣に通用するだろうか。
みなさんのクラブの攻撃陣を当てはめてもいいだろう。

今年は柏が出場した。
でも来年はみなさんの応援するクラブが出場するかもしれない。
来年のCWCも日本開催だ。

勝ち進めばクラブにとって財政的にも非常に大きい。
ベスト4まで進めばJ1優勝と遜色ない賞金なのだ。
メディアの露出も格段に増える。
サッカーというスポーツの特性からして世界中のメディアが集まってくるイベントだ。
スポンサーにとってももちろん大きな宣伝効果があるはずだ。

何よりも。

皆さんが日頃、スタジアムやTVの前で声援を送っている選手が
世界でどれくらい通用するのか、
それを柏の戦いを通じて確かめられる。

うちのDFは北嶋にはやられなかった。
うちのSBは橋本を完封した。
うちのボランチなら大谷や栗澤よりもポゼッションできる。

日テレはちっともそういう視点を示さないけれど
Jリーグクラブのサポーターはきっとそんな視点で見るはずだし
それこそがサッカーの面白さなんじゃないかと思う。

ネルシーニョも選手も力の出し惜しみは絶対にしないはずだ。
間違いなく全力で勝ちに行く。それは断言してもいい。
格好の物差しになれると思う。

FIFA CWC JAPAN 2011
準決勝


柏レイソルvsサントスFC
12月14日 19時30分キックオフ。
(19時より日本テレビ系列で放送)


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行く人来る人

今期、僕は柏レイソルの試合を
リーグ戦36試合中ホーム16試合、アウェイ9試合見た。
ホーム皆勤ができなかったのは残念だけれど
まずまず観戦した方だと思う。

良い試合もあったし悪い試合もあった。
結果としてJ1昇格を優勝で決められたのは何よりの成果だろう。

がしかし、もう2010年度のシーズンは終わった。
見据えるべきは来シーズンであり
今やるべきことはより強いチームを作ることだ。
サポーターがそれにできることはほとんど無いけれど
ストーブリーグにはストーブリーグの楽しみ方というか関心が有る。

サポーターというのは基本的にエモーショナルな存在だ。
損得勘定も経営判断もあまり大きな要素ではない。
一番初めに来るのは好き嫌いだし、最後に残るのも好き嫌いだ。

選手やクラブは違う。
プロとして生活を、人生を賭けているわけだから
時にそういった情緒的な要素を排除して決断しなくてはならない。

だから選手がプロとして下した決断は尊重する。
より良い選手生活を送ろうとして移籍して行くなら
それはそれでやむを得ないとも思う。

だから泣くな。
泣いてはいけない。

感傷に浸ったり情緒的になるのはサポーターの役割だ。

クラブに、サポーターに必要とされ残ってくれと懇願されても
その思いを振り切って出した結論なのであれば
どうか堂々と胸を張って出て行って欲しい。

サポーターはエモーショナルな存在であるがゆえに
中には恨む人もいるかもしれないし
おそらく来期の日立台では、野次やブーイングが飛ぶだろう。

それもプロの宿命なのだ。

君が柏で必死に、献身的にプレーしてくれたことは忘れない。
でも今日からは君は僕らにとっては敵チームの一員なのだ。
敵を迎えたサポーターとして対応させてもらうことになるだろう。

だから泣くな。

君の持ち味である献身的なプレーで
僕らの代わりに、横浜のサポーターに愛してもらってくれ。

柏には新たな戦力が来るし、
僕らはその新たな戦力が
自分の力を発揮できるように応援するだけだから。

2010Jリーグdiv.2 第三十五節 サガン鳥栖vs柏レイソル

J1に昇格を決めたばかりの柏レイソルだけれど
先週に行われた天皇杯のガンバ戦においては
チームとしての成熟度や質において明らかに差があった。

もちろん現状で差があるのは仕方が無い。

通用した部分もあったし
通用しなかった部分もあった、
それでいいとも思う。

要するに、その差をどう埋めていくのかが見たいのだ。

特に今期の柏のサッカーの特長として
両サイドのSBが高い位置を取り、サイドから攻撃するというのは
中央からレアンドロが絡んで突破していく形と並んで
柏の一つの攻撃パターンになっていたわけだけれど
ハイライトで見る限り、ガンバ戦ではそれほどいい形は作れなかったと言っていいだろう。

それはつまりは先発として使われてきた橋本、小林、村上と
ガンバ戦で出場した酒井、藏川とでは差がある、ということになる。

常にベストメンバーで戦えるわけではないのだから
控えの選手のレベルアップという点においても
この2人がどういうプレーを見せるかが
鳥栖とのリーグ戦においても非常に重要だと思っていた。

スタジアムに着いてまず立地の良さに驚く。
下は駅から見た写真だけど、ほとんど駅前と言っていい。

IMG_1189.jpg

スタジアム内部も傾斜が十分あって
どの席からも試合が見やすいように設計されている。

IMG_1192_org.jpg

IMG_1195_org.jpg

この日の動員は5000人を少し上回るくらいだったけれど
この立地でこのスタジアムで5000人はもったいない。
上から目線で言うほど柏の動員は大したことは無いけれど
このスタジアムに常時10000人以上入るようになったら
きっと鳥栖はもっと強くなるだろうなと少し思った。

肝心の試合はというと。

やはりサイドの出来が悪いと言わざるを得なかったと思う。
攻め上がりの姿勢、タイミング、クロスの質、
満足いくものとはとても言えない。

酒井はSBとCBを両方こなす貴重な存在だけれど
もっとチャレンジしなくてはいけないし
簡単なミスをもっと減らさないといけない。
大器だと思っているだけに歯がゆかった。

レアンドロが出場停止でいない上に
サイドの出来が悪いとなれば
柏の攻撃は当然のように停滞する。

大谷が時々良い中央突破を見せたけれど
それも単発で終わってしまう。

ホジェルのゴールは見事だったけれど
そこ以外には見せ場に乏しいものだったと言うしかない。

終了間際、一方的に攻められた時は
逆転負けも覚悟したほどだった。

IMG_1201.jpg

弱点が露呈されることは否定的には考えない。
そこをどうするか、が監督やフロントの手腕だ。
僕がとやかく言うことではないし
言ったところで何の意味も無い。

でも、何万円も使って遠路はるばる現地に試合を観にいくのだ。

不出来な試合には不出来だと言う。
物足りなければ物足りないと言う。

プロのスポーツクラブはそれが無いとダメだし
弱いままのクラブを応援し続けるのも
なかなか大変なんだから。

2010Jリーグdiv.2 第三十三節 柏レイソルvsFC岐阜

サッカーに限った話ではないけれど
自分が得するわけでもないのに
なんでそんなに一つのチームを一生懸命応援するのかと
興味の無い人には思えるかもしれない。

そう言われると、まぁそれもそうかなと言わざるを得ない。
うまい言葉も見付からない。

ずっと柏を応援しているけれど
どちらかというと、悲しいこととか辛いことの方が多いし
体力もお金もそれなりに使う。

なんでなんだろうと、我ながら思うんだけど。

柏にとって、今期一期でJ1に戻るのは至上命題で
クラブ関係者も選手も監督も、みんなそう言ってきた。
サポーターもその言葉を信じ応援してきた。

その戦いに一つの区切りが訪れたその瞬間、
ものすごく嬉しいし幸せだったのだ。

IMG_1126_org.jpg

だから応援するのだろうとしか言えない。

試合内容をあれこれ振り返るのはよそう。
北嶋も、林も、レアンドロも、大谷も
この日試合に出ていた選手も出なかった選手も
みんな良くやってくれた。
ネルシーニョ監督の手腕には心より敬服する。

IMG_1134_org.jpg

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あくまで通過点、目指すのはJ1でどこまでできるかだ、

今度はその言葉を信じる。
とりあえず天皇杯、いっとこうか。

2010年11月7日
柏レイソル、J1昇格条件の3位以内確定。

IMG_1128_org.jpg

2010Jリーグdiv.2 第三十二節 水戸ホーリーホックvs柏レイソル

「アンチ・フットボール」という言葉がある。

どういう定義で使われているのか
はっきりと知っているわけでは無いけれど
その言葉が使われている文章の文脈から判断するに

「フットボールの面白さ、エンターテイメント性を無視して
勝負にのみ拘った戦術、戦法を採ること」

というような感じで捉えている。

要するに自陣に引きこもって失点を防ぐことに主眼を置き
点取りゲームとしてのサッカーの面白さなど度外視して
0-0の引き分けも辞さない、というような戦い方を指すのだと思う。

もちろん、サッカーは点が入った時のカタルシスにこそ
その醍醐味は凝縮されている。

足でしかボールを扱えないというルールによって
なかなか点が入りにくいゲーム性を持つサッカーにおいて
ボールがゴールネットを揺らすその瞬間こそが
そのじれったさから僕らを解放してくれるわけで
華麗なテクニックも徹底された規律も、まさにそのために存在すると言える。

当然僕も、サッカー好きとしては
0-0の引き分けの試合など率先して見たくは無い。

けれど、サポーターとしては違う。
生活を、人生を賭けて戦うサッカークラブにとって
美しく負けることが勝つことよりも大事だ、とは僕には言えない。

今期J2で戦う柏の対戦相手は
ややもするとその「アンチ・フットボール」とも言える
引きこもって0-0上等のサッカーをやってくることもあるけれど
その戦い方を非難することは僕にはできない。

先日の熊本戦もそうだった。

柏との戦力差を考えて
現実的に勝ち点を取るための最善の策を考えた場合に
ああいうサッカーになったとして
それをアンチ・フットボールと責めることはできない。

彼らにとってはやむにやまれぬ選択だということくらい
僕にも理解はできるからだ。

なぜなら。

彼らの姿はJ1における柏の姿だから。

鹿島やガンバ、あるいは川崎あたりと戦う際に
柏がある程度引きこもったり押し込まれたりして
カウンター狙いの守備的戦術を採らざるを得ない、という状況は
少なからず存在するからだ。

残留を争う上でどうしても勝ち点1が欲しい時、
相手の長所を消すことに主眼を置き、
引きこもってカウンター狙いに徹する戦術を柏が採ったとして
今の僕はそれを喜んで受け入れるだろう。

美しいサッカーを見たければ
テレビでバルセロナやアーセナルを見ればいい。

打ち合って負けてJ2に落ちるくらいなら
現実の力量差を考えて勝ち点を拾うために現実的な戦い方を選ぶ、
僕はそれを受け入れるだろう。

したがって今週の水戸戦、
彼我の力量差、戦力差を考えた場合
水戸がそういった作戦を採用する可能性は十分考えられたし
その相手からどうやってゴールを奪うかが
戦力に優るチームの宿命だと僕は思っていた。

ところがそれは間違っていた。

試合開始直後から
水戸が激しいプレスを仕掛けて
ボールを奪ったらすばやくサイドに開きクロスを上げる。

開始早々に精度の高いクロスから奪われた失点は
彼らの牙の鋭さを示していた。

さらに。

1点を取ったら引きこもるのかと思っていたら
彼らはよりいっそう攻撃の手を緩めずに攻めてきた。

前線から激しくプレスをかけて
DFラインは高くコンパクトに保たれる。

当然裏を狙う柏の逆襲に
決定的なピンチも再三迎える。
コーナーキックから同点になった後も
その姿勢は変わることがなかった。

後半になっても戦い方は同じだった。
あれだけのプレスを前半からかけていたわけだから
60分、70分と時間が進むにつれ
水戸の選手の足は次第に止まっていく。

そこから生まれるギャップを
レアンドロ、茨田、田中、北嶋、林と言った
柏の前線がいいように使っていく。

2点目のシーンはレアンドロの絶妙なクロスのもたらしたものだけれど
3点目、4点目は明らかに水戸の選手の疲労が影響していただろう。

点差を見れば4-1で柏の快勝だ。

IMG_1088.jpg

けれど水戸の選手は最後まで攻撃の姿勢を緩めなかった。
現実的に考えれば、1点を取ったところで守備的にシフトし
最悪でも引き分けを狙うという方が賢明かもしれない。

それくらい、プロの監督とプロの選手なのだから分かっているはずだ。

では何故、そうしなかったのか。

おそらくその原因は、水戸にとって
クラブ史上最多となる観客を集めたスタジアムだろう。

J2ではめったに無い10000人をオーバーする動員。
スタジアムのメインスタンド、バックスタンドを埋める観客。

IMG_1086.jpg

IMG_1087_org.jpg

彼らは、その観客のために
「自分たちのサッカーの良い部分」を見せようとしたのだろう。

彼らは知っていたはずだ。

この日、スタジアムに訪れた観客の多くは
水戸のサッカーなどほとんど観たことの無い人たちだ。
つまらない試合を見せてしまえば
二度と訪れてくれないかもしれない人々だ。

その人々に引きこもった現実的な作戦を採るよりは
見に来てくれた観客にサッカーの面白さや
自分たちのチームの持っている美点を見せたかったのだろう。

今日は集客のために呼んだタレントのおかげかもしれない。

IMG_1084.jpg

でも、その人たちにいいサッカー、面白いサッカーを見せれば
また来てくれるかもしれない、来てくれることを願って
彼らは最後まで自分たちの良い点を前面に押し出して戦ったのだろう。

結果的には大敗かもしれない。

けれど、彼らのその気概のような思いは
対戦相手のサポーターである僕にも
十分伝わってきた。

J2の下位チームの経営は厳しい。
景気の動向もさることながら
そもそも動員において有力クラブには到底太刀打ちできない。

だからこそ、注目を集める試合において
可能な限り、自分たちのいいところを見せ
できることなら勝利ももぎ取ろう、
そういう選択を彼らはしたのだろうと思うし
その選択に対してはサッカー好きとして賞賛の言葉を贈ろうと思う。

勝ったからではなく
1サッカーファンとして試合を見た場合にも
とても、面白い試合を見せてもらったと思うから。

もちろん、柏にとっても大きな勝利だった。
昇格まであと勝ち点1まで迫った。
次節の岐阜戦は引き分け以上で昇格だ。

おそらくチケットも相当数売れるはずだ。

でも、その人たちに柏のいいところを見せなければ
この日の水戸の戦い方に応えることはできないだろう。
引き分けでいい、などということは断じてあってはならない。

この日の水戸の戦い方同様、
柏のサッカーを存分に披露した上で勝って決めてくれ。

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プロフィール

omoteura

Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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アングラ小説はリンクから。
Twitter=@foolishowl0425

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