Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

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鉄砲

弟子がプチ確変を引いた。

確変と言ってしまうと弟子に失礼だけれど
牌譜を見ていて、そういえばラスがないなと思って確認したら
その時点で16回連続ノーラスだった。

天鳳的評価において、ラスがない、ということは
トップがたくさんということに匹敵するか
もしくはそれ以上の価値があることなので
これはいい感じだと思って

「20回ノーラスを目指せ」

と発破をかけた。

果たして弟子は、18回までノーラスで行き
19回目にラスを引いた。

周りが早くて高い手を引きあがって
オーラスにどんなにうまく打ったとしても
上がれる公算はかなり低い展開で
いわゆる「定期ラス」的などうしようもない一戦だったと思う。

メンタルの弱い弟子は
その後の一戦にそのラスを引きずって
いささか集中を欠いた打牌をしてしまっていた感はあるのだけれど。

でも、確実に成長している。

たとえば、弟子はこういう局面から降りることを選択できるようになった。

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4sをそこで勝負しても間違っているとは言えない。
愚形だけどマンガンテンパイなんだから。

でもトップ目の対ラス目リーチなんだから自重する選択も当然ある。
何でもかんでもめくりあえばいいと言うものではない。

少なくともそこには「天鳳的ポイントの損得計算」というものが存在するわけで
それができるようになっただけでも進歩だろうし
テンパイしているところから降りるかどうかを考えることが出来るようになったら
これはもう大幅な進歩と言っていい。

判断が合っているか間違っているかの修正は
これからいくらでも出来るけれど
そもそも判断するかどうかは
そう簡単には身に付かないからだ。

フリーの鳴き祝儀ありならゼンツ
平均順位重視でもゼンツ
でも天鳳では降り

こんな使い分けは
リアルの麻雀を打たない弟子には必要はないけれど。

ラスだけは引きたくない気持ちで臨む時のプレッシャーは
これでラスを引けば持ち金が足りなくなる状態で
次の半荘に臨む心理に少し似ている。

ラスを引けばアウトを切らなければならない。
屈辱というか恥曝し以外の何物でもない。

恥ずかしながら、かつて若いころ
僕もそういうことをしたことがある。
あまりの屈辱に
それ以来、僕は10ラス分くらい持っていくようになってしまったくらいだ。

天鳳のポイントは金では買えない。

価値自体、人によって異なるんだけど
真剣に打つ者にとっては
金で買えるなら買いたいくらいの価値を持つ。

段位ポイントを失うことは、
身を切られるよりも
金を失うことよりも辛く痛い。

そういう心理状態でのラスを経験して、
それを切り替えて次の一戦に臨むこと。

これがリアルを打たない弟子にとっては
かなり大きな経験になると思う。

今はまだ、三段のポイント配分しか実感できないかもしれない。

でも。

今からある程度のプレッシャーを感じておくことは
この先、六段から七段という天鳳最大の難所を登る上で
本当に大きな経験になると思う。

まぁだからと言って
あがるよりも降りる方が好きになってしまっても困るんだけど。
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omoteura

Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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アングラ小説はリンクから。
Twitter=@foolishowl0425

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