Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

天鳳名人戦第四節

麻雀はつくづく埒の明かないゲームだと思う。

強さを比べる明確な指標もなく
正着打を決められるケースの方が少ない。
不確定なことばかりなのに
それでも自分の全精力を注ぐ者がいる。

僕は自分が麻雀というゲームに魅せられてやり続けている人間だから
彼らに対して個人的には敬意を持っているけれど
一般的な見方で言えば、彼らが報われることは少ない。

叩かれ、煽られ、嘲笑されることの方が多いはずだけれど
麻雀の世界で、報酬がそれに見合うことはまずないだろう。
その苦渋は察するに余りある。

それでも同情はしない。
それは彼ら自身が選んだことだ。
好きでないとできないことだから
どうかそれに耐えて欲しいと願っている。

ネットとリアルが融合していくことで
麻雀の世界にも新たなビジネスモデルが出来ていく可能性は十分あるし
その可能性を追求する以外に
もしかしたら生き残る道はないのかもしれない。

いつの時代も、どんな世界も
先駆者は見合わないリターンにもめげずに
ただ熱意と使命感でそれをしてきた。

けれど、率直に言って麻雀の世界は
あまりに利己的な行動ばかりだったように思う。
もっと早い段階で
きちんとしたビジネスモデルを作っていくべきだったとも思う。

何十年もグレーゾーンのままのフリー雀荘もそうだし
分裂するばかりのプロ団体もそうだ。

麻雀の世界で、何とか生きていこうと思うなら
ネット麻雀とリアルが融合しつつある今が最後のチャンスかもしれないと
僕は個人的に思ったりもしている。

このイベントがいつまで、何回あるか分からないけれど
この一回で評価が決まるものでもない。
継続していけば自ずと文化として成熟し洗練されるだろう。
それは出る側もそうだし、見る側もそうだ。

3年前には、ニコニコ生放送のような配信文化さえ
ほとんどなかったことだけれど
コンテンツとしての優秀さは来場者数がそれを示している。

ネット麻雀とリアルの麻雀の融合はまだ始まったばかりだ。
そういうイベントもまだまだ増えていくはずだから
腕に覚えのあるネット麻雀プレイヤーは
どんどんそういったイベントに挑戦していけばいい。

特定を恐れる人もいるだろうけれど
そういう部分に対する配慮も今後はもっとなされていくだろう。

第一、天鳳の舞台だけが全てでもないのだ。

やってみなければ分からないことは多い。

だからまず始めること。
そして出来ることなら続けること。
その一歩目であることは間違いないのだから
最後まで自分の思うように打ってくれればそれでいい。

自分の考える最善を尽くして
それで勝敗が決まっていくのはしょうがないことだ。
そこに自分なりの意見の発信があることで
文化として成熟していくものだと僕は思う。

出場者に期待することがあるとしたら
そういった発信の部分をどうか忘れないで欲しいということくらいだ。
実況以外に感想戦でも盛り上がれるコンテンツなんて
そんなに多くはないのだ。

何度でも言う。

負けること自体は恥でもなんでもない。
勝敗は兵家の常だ。
勝者がいて、敗者がいる。
それが宿命だ。

もともとプロに一日の長があるルール設定だし
短期勝負だからギャンブル的な要素を多くして
積極的にリスクを負っていく方がいいのかもしれない。
そしてそれは、天鳳プレイヤーの得意とする部分ではないのかもしれない。

でもそれはネット麻雀がリアルに劣っているということではない。
僕は今でもそれは確信している。
自分でそれを証明できないことを歯がゆく思ったりもしている。

とはいえ。

あんまり刺さりまくるから
観ているこっちが辛かったよ、ASAPIN。
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Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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