Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

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ネット麻雀比較論

ツイッターの流れから少し遅れてしまったけれど
少し前から関心があって調べていたこととも重なっているので
ある程度のまとめとして書いておく。

参考はこちらこちら

*2012年7月4日雀龍門アップデートに伴う追記、修正をしました。
(修正部分赤字)


<雀龍門>

登録はメールアドレスが必要。
運営は他にもネットゲームを運営している会社で
その分、アバターや装飾品など課金の仕組みの構築が巧み。

課金方法はクレジットカード、ウェブマネー、ビットキャッシュ、コンビニプリペイド。

必要なPCスペックはやや高い。

ガイダンスページはかなり作りこまれていて
キャラデザインなどもきちんと設計されている。

接続数は巷では天鳳の2倍あるとかいう噂もあったけれど
公式卓、ロビーの接続数が天鳳の2割増くらいなので
友人卓が5000人くらいいないとその数字にはならないから
若干盛っているのではないかと思う。

平日21時で公式、リーグ戦、ロビーに7000人。
友人卓の待ち合わせで使っていると思しきロビーにいるのが50人くらいだったから
4倍の200人と考えると、いても7200人くらいか。

同時刻の天鳳の接続人数が5800人くらいだから
それでも天鳳より明らかに多い数字なのは間違いない。

*アップデートに対する反発があるのか、接続数の差は一時期ほどではなく
ほとんど差が無くなってきている。


ゲームの進行は率直に言って遅い。
ただ、初中級者をベースに考えた場合、
これくらいの進行速度の方がむしろいいのかもしれないとは思う。

*持ち時間が3秒になったためかなり速い進行になった。
普段から鳳東速卓でやっている僕は慣れているけれど
初中級者にとってはかなり厳しいかもしれない。
そうやって長考チケットを買わせようということなのだろうけれど。


ドラや赤が光ること、
ある牌が場に何枚出ているかや待ちが表示されることなどを考えると
やはり初中級者向けにはこちらの方がとっつきやすいだろう。

長考も可能になっている。

逆に上級者が必要としている情報を得るには
場面がごちゃごちゃしていて余計にわかりにくい。
点差表示なども画面の両端に視線を向けないと分からない。

雀龍門

これが雀龍門のゲーム画面。
無料でこのグラフィックなのだからとても綺麗なのは確かだ。
でも持ち点は画面の端に表示されているし
点差は画面左端のタブを切り替える作業をしないと表示されない。
持ち時間3秒でそれをやるのはなかなか難しいだろう。


これが問題にならないのは、
要するに初中級者は点差なんか見ちゃいないということでもあるだろうか。

グラフィックは無料で綺麗なものだけれど
自分が打った牌譜を記録として残すためには課金が必要。
持ち時間3秒以上考えるための長考チケットも有料。


参考までに天鳳のグラフィック。

2012070320gm-00e1-0000-bad91b0dtw=3ts=1close.jpg

これは有料版だけれど長考機能はない。
(背景画像は僕はチャコールグレーにしているけれど自分で好きなものに変更できる)
牌譜はURL形式で無料で保存可能。
つまりこの専用ブラウザを立ち上げなくてもURLに飛べば牌譜を閲覧できる。
点差についても中央の名前の部分にカーソルを当てれば自動で表示され、
カーソルを外せば自動で持ち点表示に戻る。


段位制度、あるいはリーグのシステムは
はっきり言ってお粗末の一言。
運の要素を排除すると謳っておいて評価方法は何故か連続5戦。

課金絡みの問題と相まってか
リーグ戦はほとんど立っていないはず。
*少しずつリーグ戦は稼動しているよう。
ただし課金しないとリーグ戦は打てない。


それとブラウザがオペラやクロームだと遊べなかった。

<雀REVO>

登録はメールアドレスが必要。
ガイダンスページがきちんとした作りになっていない。

グラフィックは大差はない。
思うにグラフィックの優位性というのは
ある程度のクオリティがあればそこまで問題にはならないのではないだろうか。

ゲームの作りは天鳳に若干似ている。

接続人数は平日21時で500人前後とちょっと少ない。
天鳳とどこで差がついているのかははっきりしたことは言えないけれど
観戦機能が無いことから、うまくコミュニティを形成できていないのだろうと思われる。

課金方法はクレジットカード、ウェブマネー、振込みとあるけれど
一ヶ月単位で課金できるのはクレジットカードのみで
ウェブマネーなら4ヶ月単位、振込みだと4,6、12ヶ月単位。

<オンライン麻雀 ツモ>

ここも登録はアドレスが必要。

賞金付き大会などもやっているけれど
接続人数は極めて少ない。
平日21時で100人程度。

ここも観戦機能は無い。
牌譜閲覧はできるけれど、一旦ログアウトして
閲覧室に入りなおさないといけない。

さらに課金方法がクレジットカードのみ。

<桃色大戦ぱいろん>

・・・・。

何というか、ここはぼくの来るところではなかったようだ。

まず要求スペックもかなり高いし
インストールするファイルサイズも887MBと巨大。
しかも最初のアップデートが9499項目あって
1秒間に1つずつという感じだった。

要するにアップデートで9500秒(2時間半以上)かかった。

キャラクターは非常に多彩だし
いわゆる萌え路線を突き進んでいる。
ガイダンスページも非常に丁寧なつくり。

その代わり、麻雀を打つというよりは
ゲーセンの脱衣麻雀を打っている感覚に近い。

SEも人気声優をたくさん使っていて
そういうのが好きな人にだけ訴求できればいいという感じ。

積み込みカードなんかもあった。

ここも観戦機能はなし。

まぁ観戦してて積み込みカードのチートシーンなんか見たってしょうがないから
これはもうそういう性質のサイトではないということだろう。

やっている間、

「わしはこんなところに来とうなかった」

のAAがずっと頭に浮かんでいた。

<ロン2>

他と同じくアドレスの登録が必要。

麻雀をやるという点においてはよく練りこまれている。
グラフィックはややしょぼいという感じ。

課金方法はクレジットカード、コンビニ決済、振込みとあるけれど
プレミアム会員、正会員、モニター会員とやや細かく分けすぎている印象。
課金しないと牌譜閲覧はできない上に、観戦チャットなどの機能もほとんど使えない。

接続人数は平日21時時点で1000人程度。

<ハンゲーム>

ここもアドレス登録が必要。

というか、ここに関してはネット麻雀サイトではなく
総合ゲームサイトであって
そこの中に麻雀があるという認識の方が正確だろうか。

課金させるためのアバターやアイテムも充実しているし
課金方法もクレジットカード、コンビニプリペイドと一通り揃っている。
ただし課金するためには個人情報の登録が必要。

段位に相当する称号が課金で買えるということもあって
ピラミッドについては崩壊気味。

それでも老舗だけあって
平日21時で4000人近くの接続数は維持していた。

ここもブラウザがIEでないと遊べない。

<雀NAVI>

携帯からの無料登録が必要です、と書いているけれど
実際はマイメニュー登録が必要で登録時点で315円かかる。
別にそこまでの金額では無いとは言え
オンラインゲームサイトのこの手のあざとさは好きではない。

プロとのコラボレーションも多く
携帯から遊ぶというメリットをかなり生かしている。

PC版については調査中、というか
多分やらないままで終わるように思う。
PCでやる人の方が少ないのではと思うから。


<所感>

この他に東風荘があるのだけれど
あえて取り上げなかった。
さすがにグラフィック、ルールの点であまりに遅れを取りすぎていると思うから。

雀NAVIのように携帯で遊べるネット麻雀もあるのだけれど
携帯でのネット麻雀を遊ぶ層と
PCで遊ぶ層というのは少し異なっているように思う。

要するに移動時間の暇つぶしに
成績などを特に気にしないで適当に打つという感覚だ。

ソリティアをやるか、PSPでモンスターを狩るか
あるいは適当に麻雀を楽しむか、という感じ。

天鳳もスマートフォンでできないわけじゃないけれど
せいぜい観戦するくらいの使い方になっているのではないか。

天鳳にあってよそに無いものは
きちんとしたピラミッドができていることと
無料の観戦機能とそれを使ったコミュニティや文化の存在だろうか。
牌譜閲覧がしやすいのも大きな利点。

メールアドレスなどの登録が不要なのも天鳳のみのようだ。

雀龍門とハンゲームはコミュニティの形成に力を入れていて
SNS的な使い方もされている印象を受けた。
雀龍門などは動画にして投稿することとかはむしろ一番やりやすいと思う。

逆によそにあって天鳳に無いものは
ガイダンスページ。
あるいは初心者チュートリアル。

これはたらこちゃんブログでも書かれていた通り。
早急に着手することが望ましいと思う。

初めて遊ぶ人のためのページについては

・IDの登録の仕方(NGワードの存在、IDの管理まで含めて)
・課金の仕方
・エコノミー、プレミアム、windows版の違い、使い方
・SE,BGMなどの設定の仕方
・牌譜管理、解析ページの使い方、数値の見方

これくらいは必要。
SNSなどを作っていくのであればここに導線を付けるべき。

初心者向けのページなどは天鳳独自で作るのが手間であれば
例えばの話、公認サイトとして「初心者のための麻雀講座」などに流しても良いのでは。

おそらく収支戦のてこ入れも
天鳳独自のルールだけではなく
一般的普遍的なルールをプレーしたい層の取り込みを狙っているわけだから
それと平行して新規ユーザーがとっつきやすいように、
あるいは何かのイベントや検索などで、せっかく来たユーザーが
最初の段階で離れていってしまうことにならないように
サイトのトップページを変えていくことが要求されるだろう。

サイト運営に限らず、客商売におけるイベント、サービスというのは
常連に対するイベント、サービスという性質のものと
新規獲得のためのイベント、サービスという性質のものがある。

鳳凰予選は言ってみれば
常連向け、もしくは常連になりそうな層へのイベント、サービスだし
まー娘カップだとか咲大会などは新規獲得の意味合いが強いイベントだろう。

雀荘戦(収支戦)というのは
新規獲得と常連向けの両方の意味合いのあるサービスだから
ここに着目しててこ入れをするのはかなりいいんじゃないかと思っている。

ネット麻雀の魅力というのは
大きく2つに分かれていると考えていて
その一つが手軽さであり、登録の不要な天鳳はこの点においてはかなり優れていると思う。

携帯で遊べる雀NAVIなども
その点でのアドバンテージはさらに大きい。
何といっても携帯料金と一緒に課金させることができるというのは
課金させるシステムとしては非常に有利。

Iモードのメニューに登録してもらうというのは
確かかなりハードルが高かったはずで
ギャンブルのような反社会的行為とされるものや
出会いの場に利用されかねないようなものは
だいたい申請の時点ではねられてしまう。

単なるアプリとして携帯で遊べるようにするのはいいけれど
それだけでは雀NAVIの牙城を崩すのは相当難しいと思う。
既にコミュニティを形成しているサイトは
おまけ程度に考えるべきなんじゃないかというのが個人的な意見。

もう一つは自分の実力をある程度客観的な指標として見られること。

記録を付けたいけれど面倒とか
自分の実力がどれくらいなのかということを
金銭を賭けずに知ることができるというのはとても大きな要因。

そういう点において
ピラミッドがきちんとできているというのは大事だろうし
順位戦と収支戦で二つの大きなピラミッドを作れるのであれば
それが最善。

順位戦のピラミッドの作り方の絶妙さが
天鳳を支えてきたわけだけれど
収支戦で同じようなピラミッドを作れれば
それが理想的ではないだろうかと思う。

例えば今回、プロのタイトル戦の鳳凰予選が行われるわけだけれど
収支戦である程度の規模のピラミッドが形成されるようになれば
収支戦代表枠と順位戦代表枠の両方を設けてもいいはず。

祝儀の額などよりも、まずはピラミッドをきちんと形成できることが大事で
そのための段位設定となるべき。
観戦機能があったほうが「俺つええええ」したい層を取り込む上では望ましい。

有料版の機能拡充については賛否両論あるだろうか。

BGMの設定が細かくなったこととかは
比較的歓迎されていたように思うけれど
要するにあってもなくても構わないけど
あると喜ぶ人がいるという機能
はついていることが望ましいということだろう。

使いたくない人は使わずに済めばいいだけのことだ。

とすれば、SEなどを人気声優で作るのも
一定の層には訴求すると考えていい。
アニメの壁紙なども同様だろうか。

ただし、アニメは権利関係が錯綜していて極めて複雑なので
(著作権、版権、それも単行本とTVアニメとで権利者が違ったりする)
思うほど簡単ではないのかもしれない。

コミュニティを形成させて
ユーザーが主導する形で盛り上がっていくのが
資本力に乏しそうな天鳳にとっては望ましい形なのだろうか。

とすると、配信問題については改めて検討すべき課題になる。
SNSなども同様だろう。

観戦しながらワイワイという点については
天鳳が圧倒的にやりやすい。
辛うじて課金している場合のみロン2で出来る程度か。

プロとのコラボレーションについては
ロン2だけが正式に謳っている。
有名プロの多さからしてもこの点には連盟に有利か。

天鳳がこの点で伍していくのであれば
協会や最高位戦とのコラボレーションを図るしかないわけで
そういった意味においても今回の鳳凰予選は一つのきっかけだと思っている。

プロサイドと天鳳サイドで利害が一致して
相互発展していけばきっといいことが起こるはず。

プロ団体は自前のネット麻雀を持てないのであれば
自団体の選手を天鳳で打たせていくことで
宣伝や自団体イベントへの集客を図ればいいのではないか。
比嘉さんの集客力を見ればこの辺は一目瞭然のはず。

タイトル戦のネット配信などを見ていても思うけれど
喋れるプロ、というのは想像以上に少ない。
解説技術もさることながら、視聴者がどんなトークを望んでいるのか
進行役と解説がすり合わせていないと先日の十段戦のような悲劇が起こる。

そういう点において
ネット麻雀を使ってプロが配信に取り組んでいくというのは
今後のプロ活動においてはかなり重要視されるべき活動なのではないか。

これも渋川さんの配信を見たことがある人は
同意してもらえるのではないだろうかと思うが
とすれば、利害が一致する局面というのは十分に想定できるわけで
この辺りにも活性化のヒントはありそうな気はする。

何といっても、収支戦というのは
リアルの麻雀をメインに打つプレイヤーにとっては
一番得意とするフィールドだろうから。


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Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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アングラ小説はリンクから。
Twitter=@foolishowl0425

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