Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

鳳東と鳳南

東風と東南で打ち方を変えるべきか否か。
あるいは変えるとしてどこまで変えていくか。

東風、東南の両方を打つ人にとって
かなり大きなテーマだと思う。
僕もいつも迷うし、正解みたいなものもきちんとは示せない。
麻雀というゲームの性質上、当たり前ではあるけど。

ただ、東風を打つ人の傾向や
東南を打つ人の傾向については
何となくつかんでいるものもある。

例えば下図。

東1局2巡目、下にいる北家が東を鳴いて9sを切ってきたところだ。

鳴き基準1

この9sを鳴くかどうか。
ドラは受け入れこそあるけれどカンチャンで
打点も2000点が妥当な線だろう。

東風であればかなりの打ち手が仕掛けるだろう。
3:1くらいで鳴く人が多くなるんじゃないだろうか。
(これは自分の持っている役牌が自風の西だというのも少し影響する。
場風や三元牌に比べれば鳴ける可能性が上がるはずだ)

東南であれば鳴かない人が逆にかなり多くなりそうだ。
東1局に3副露上等の2000点仕掛けをしていって
首尾良く上がれてもさほどの利点にならないし
半々以下、おそらく2~3割くらいしか鳴かないんじゃないかなと思う。

速度と打点の兼ね合いがかなり違うのだ。

*少し補足しておく。

上の図から9sをポンする打ち手もしない打ち手もいるだろう。
東風においては鳴く方が優るように思うけれど
鳴かないと勝てないというものでもない。

ただ、これを鳴かない打ち手は
東風においては常に速度不足という足枷を引きずることになる。
間断なく飛んでくるジャブに対し
スウェーバック、ダッキングといったディフェンス技術を駆使しつつ
必殺のカウンターを確実に決めないといけなくなる。
手順前後や豆ダマは許されない。

それに対して、これを鳴く打ち手は
速度という大きなアドバンテージを得る代わりに
相手の反撃に対して短くなった手牌で
シビアに押し引きを見極められないといけない。

カン7mの2000点をテンパイしたからと言って
相手のリーチに毎回ゼンツしているようだと
ついている時はともかく、不調時には放銃マシーンになってしまう。

そして更に局面が進んだ下図。
この5pをどうするか。

鳴き基準2

これは東風の打ち手でもかなり判断が分かれる気がする。
場風が無く、三元牌も1枚ずつ見えてしまっている。
567pと晒してしまえば手役は567の三色か西バックくらいしかない。

少し打ち慣れた人なら三元牌にラグがかかっていないことから
三元牌の暗刻の可能性がないことを察する。
5pを仕掛けるなら僕が鳴き無しを押していることはありえないのだから。

とすれば鳴くとイーシャンテンにこそなるけれど
あがり自体からは逆に遠くなってしまうように思える。
どちらかと言えばブラフに近くなっていく性質の鳴きになるだろう。

東南の打ち手はこういう仕掛けを東1局からはまずしないだろう。
東風の打ち手でもこの5pを鳴く人は少数派の気はする。
僕も実戦ではこの5pは見送った。

こういうのも躊躇なく仕掛ける人も東風ではそこそこいる。
自力で西を引いてくることだってあるんだし。

もちろんそれはそれで成立する仕掛けだ。
西のトイツがあるから守備力もまずまずある。
相手が突っ込んでくるようなら
そこで初めてどこで降りるかの判断を毎順していくことになる。

最初の図ならともかくとして
5pをチーしてしまって西バックをほぼ見せてしまっては
それに対して突っ込んでくる相手にはそれなりの成算があるはずなのだ。

だからこういう仕掛けをして押し返されると結構怖い。
相当打点や待ちの良さなどの見返りがあるはずだから。
1巡目に中、2巡目にW東を切っている親の動向なんかが
気になって気になってしょうがなくなる。

西が出てこないままリーチなんか入ったら
gkbrしながら降りることになってしまう。

このどこまで突っ込むか、どこで引くかを
どのレベルまで正確に判断できるか、
この辺のせめぎ合いが東風の面白さかもしれない。

東南はこういう仕掛けをするよりは
きちんと攻め、きちんと守る手順を
どこまで正確にできるかがむしろ重要なんだろうと思う。

ジャブを頻繁に繰り出して行く東風と
きちんとガードを固めて強いパンチを打つことを目指す東南。
個人的にはそんなイメージで捉えて基準を変えているんだけど
それがどこまで合っているかも実際には分からなくて
いつまでたっても試行錯誤だったりする。

麻雀は難しいね。


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