Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

問題提起?

麻雀を競技として考えた場合に
ずっと昔から問題になっていて
今なお問題になっていることが2つある。

一つはタイトル戦における目無し問題だ。

優勝の目が無くなったプレイヤーは残りのいわば消化試合を
どう戦っていくべきか。

完全に空気になるのか
それとも目の前の一戦一戦を勝ちに行くべきなのか。

僕は後者であるべきだと個人的には考えているけれど
前者の考えを持っている人も多いし
競技団体がそれについてコンセンサスを形成したという話も聞かない。

仮にもプロの看板を掲げて
賞金付きの大会を開催し、
ゲストに呼ばれればギャラを発生させている団体なのだから
そのあり方についてもう少し明確な規定があっても良さそうに思うけれど
そういう動きが活発であるようにも見えない。

タイトル戦があるたびに問題になり
一時的に議論が交わされては先送りになっていく。

そして、もう一つ大きな問題で有り続けているのが
麻雀の対局においてラインを形成することは
どの程度まで許容されるのか、ということだ。

ラインというのは言ってみれば共闘関係という意味だ。

いくつか例を挙げてみよう。

1:当該リーグ戦における自分の成績には影響を及ぼさないが
来期のリーグ戦において自分が戦いやすいと考える相手を残留させるべく
残留争いをしている当事者とラインを組む。
あるいはそのライバルにあえて不利に打つ。

2:オープンタイトル戦において
自分が所属する団体と同じ団体に所属するメンバーが有利になるように
ラインを組む。
あるいは他の団体に所属するプレイヤーに不利に打つ。

3:イベント、興行として盛り上がるように
スタープレイヤーや目玉になっているプレイヤーが有利になるように
ラインを組む。
あるいはそうではないプレイヤーに不利に打つ。

実を言うと、1、2においては実際にあったとされる事例だ。
そして今、3が天鳳名人戦において起きようとしている。

僕はどれもすべきではないと考える。
僕にとってはこれは情実を絡めているのと同じことだ。

いろんな思惑があるのは仕方がないにせよ
勝負の舞台に持ち込む思惑は少なければ少ないほどいいと僕は思う。

だってこんなのまで認めていたら

「こいつは個人的に嫌いだからこいつには不利に打つ」
「こいつは好きだからこいつには甘く打つ」

ということまで正当化しないといけなくなる。
メンタル的にこちらの方が自分にとって利益がある、なんて主張し出したら
もう競技として成立しないんじゃないだろうか。

もちろんそれは表に出ないだけでみんなあるんだ、ということであれば
そもそも麻雀を競技として成立させるのを断念すべきだ。
それはそういうのに向かないゲームなんだと宣言しているに等しい。

不確定情報満載のこのゲームを
何とか競技として成立させようとするのであれば
それはやはり情実の入り込む余地を
極力少なくしていく以外にない。

あくまで自分のためだけに打つ。
私情は勝負そのものには持ち込まない。

エンターテイメントとして盛り上げる要素を絡めるなら
それは自分の勝利に向けてのみ許容されるべきだ。

天鳳名人戦においていえば
最後まで盛り上げたいのであればトップ目を引きずり下ろすために
他のプレイヤーと共闘関係になることくらいだろう。

天鳳位が決勝に残れなくたって僕は全然構わない。
一過性のイベントではなく継続していくイベントだ。
若いプレイヤーがチャレンジしている舞台なのだ。
敗北は決して恥でもなんでもない。

僕は心からそうあってほしいし
そういう意味で、今回の天鳳名人戦が
そういったコンセンサス形成のきっかけになってくれればいい。

もしかしたら、福地さんはそういった問題提起をしているのではと
個人的には思ったりもする。
そしてこの次は目無し問題について問題提起するんじゃないだろうかと。

いずれにしても、今回だけでなく、この二つの問題に対し
プロ団体がきちんとしたコンセンサスを作り上げて
フェアプレイ憲章みたいなものを採択するようにならないかなと
ちょっとだけ期待したりもする。

ちょっとだけだけどね。


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Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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