Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

試行錯誤のその果てに

鳳東を3000戦打った。
(メインも合わせると5000戦近いのだけれど、
とりあえずここでは単一のアカウントでということだ)

鬼打ちクラスタはとうの昔に10000戦を超えているわけだから
まぁ少ないとまではいかないまでも多いとも言えない。
ただある程度の評価をしようと思えばできる打数であるということは言えるだろうか。

3000戦打った結果がこちら。

怖くないお3000


悪くないどころか上出来の部類だと思うが
実を言うと、直近1000戦は全く冴えない成績だった。

237+253+274+236/1000 平均順位2.509 安定段位7.2415

安定段位7.2415、完全に豆である。
最初の1000戦の安定段位が8.9814、次の1000戦が9.1295だったことを考えると
実に2段近く悪化したことになる。

もちろんそれはしかたがない。
誰でもありうることだし、むしろないことの方が不自然でさえある。

とりわけ、この1500戦については、以前書いたように
少し分布を変えようというか、振れ幅を大きくしようと試みて
リスクを積極的に負いにいく意識で打ってきた影響もあるかもしれない。
好調の時は鬼のように勝てるけれど不調になったらガッツリ負ける、
ただそれだけのことかもしれない。

とはいえ、その意識の変え方が
たまたま裏目に出たのか、そもそも最適ではない方向に変えてしまったのかは
率直に言って不明としか言いようが無いのだから
本当に競技としては不向きなゲームである。

東風1000戦程度では何一つ分からないのだ。

念のため、この直近1000戦をもう少し細かく分けると
前半500戦の成績は実に

109/122/141/128/500 平均順位2.576 安定段位5.9688

という体たらくである。
安定段位6段未満ということは完全にチャオコースだ。
この500戦のptのマイナスは七段の配分でも-1320ptだから
トップとラスの偏り方次第では七段からも降段しているはずだ。

もし仮に、これが鳳凰卓に上がった最初の500戦で来たら。

そう思うとぞっとしてしまう。
意気揚々と鳳凰卓に乗り込んでも、為す術も無く特上にUターンだ。

逆にさらにその前の500戦は

136/141/117/106 平均順位2.386 安定段位9.6887

というものだった。
要するに、同じ打ち方をするように努めていても

1500~2000戦の500戦では安定段位9.68
2000~2500戦の500戦では安定段位5.96


ということになる。
同じ人間の成績とはとても思えない。
(MLBにアダム・ダンという選手がいるけれど、彼の成績みたいだ)

500戦程度の区間で成績を語ることの無意味さを実によく表していると思うし
それが1000戦の区間になっても信頼度はそこまで高くならない。

かたや十段も目指せ、かたや特上にUターンなのだ。

実際2000~2500戦の間の500戦では
九段から七段まであっという間の急降下だった。
七段R2030くらいになった時にはRチャオも覚悟した。
(ポイントはまだ1000ptほどあったけれど)

打っていて毎回のように悩んだ。迷った。
同じように打っているつもりではいたけれど、
その自分の打ち方は、自分の判断基準は、
果たして合っているのか、ぶれてはいないか、確かめる手段がない。
ただ減り続けるRとptを見ながら途方に暮れた。

がしかし、現役のプレイヤーである以上、
自分の打ち方、判断基準を決めるのは自分でしかない。

鳳凰卓ができる前、僕は特上卓でかなり苦しんだ。

さくらこ特上

メインのアカウントの成績を見ての通り、通算の安定段位は七段にも満たない。
六段から五段に降段したこともある。

そこから、僕は僕なりに、最適だと思う基準を見つけ
出来る限りそれに従って打ってきた。

押したい、和了したい、トップを獲りたい・・

そういった言わば本能的な欲求を懸命に抑制し、時に葛藤しながら打ってきた。
実際にそれで九段にまではなったし、上出来と言える成績も残せた。

けれど、それでは十段には届かないのではと思い、再び基準を変えた。
それが裏目だったにせよ、誤りだったにせよ
その試行錯誤については全く後悔はない。
というか、この先も試行錯誤を続けていくつもりでいる。

鳳凰卓に来て武運つたなく六段に落ちてしまった人は少なくないだろう。
もしかしたら、それが初めての鳳凰卓での戦いだった人もいるかもしれない。

けれど、それが即ちその人の実力だということではない。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
要するに分からないというだけの話だ。

だから、現役のプレイヤーであろうとするのであれば
そういうゲームで競っているのだということだけは覚えておくべきだろう。

ただし、それと同時に、自分の打ち方や判断基準が本当に最適なのか、
より適したものがないかどうか考えねばならないことも覚えておくべきだ。

徹底と柔軟、頑迷と機敏の間を揺れ動く、それが麻雀だ。
自分の打ち方に信念を持ちつつ、ある意味では謙虚になるべきだという難しい命題を
現役のプレーヤーは皆、背負っている。

正直に言って、僕が速卓で現役のプレーヤーでいられる時間はそれほど多くはないだろう。
やがてついていけなくなる日が来る。
あるいはついていっているつもりでも精度をどんどん落としていく日が来る。
(既にそうかもしれない)

それはもうしょうがない。

でも、僕よりも遥かに若く柔軟な頭脳を持ったプレイヤーが
試行錯誤を繰り返して、いつか最適だという基準を見つけてくれることを、
僕は個人的にものすごく期待している。
(もちろんそれは速卓である必要は全然ないのだが)

「順位戦ではこう、収支戦ではこう、東風ではこう、東南ではこう」

どのルールにおいても共通する部分については確固たるベースを持ち
対応や調整が必要な部分では柔軟かつ機敏に反応できるだけの打ち手。
更に言えば、それを言語化できればなおいいだろう。

本来それは競技プロの役割だとは思うけれど
現状でプロの置かれる環境では
彼ら自身が築いた判断基準を発表するにはどうしても経済的な見返りを必要とする。
雀荘で長時間働いた後に、そこまで時間を割けるとも思えない。

ネットで、あるいはタイトル戦の中継などで彼らの打っている様を見て、
自分の考えは発信しないと誰にも何も伝わらないよと
僕はいつも思うのだけれど
「飯の種」を無料で他人に教えることは今の彼らには酷と言うべきなのかもしれない。
彼らの経済的基盤は余りにも脆弱であり、研究や発信に割ける時間は余りに少ないのだ。

であれば、ネット麻雀で純粋に凌ぎを削っている有志たちが
そこに辿り着いてくれることを期待しようと思う。
(コストやリターンを考えなければならないプロよりも
趣味でやっているアマチュアの方が
そういったものから解放されている分、思いもよらない成果を上げることなど良くある話だ)

”16歳で天鳳を始め、17歳で七段になり
試行錯誤を繰り返しつつ、また有志との検討を重ねつつ
大学の4年間で東風、東南それぞれ20000戦打ってW天鳳位になりました”

いつの日か、そんなプレイヤーが出てきたら。

もちろん、現役の打ち手として僕も戦いたい。



どうせだったらミゲル・カブレラ目指さんかい!って人はクリック!
スポンサーサイト

Home

プロフィール

omoteura

Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

tenhou_prof_20100117.jpg

アングラ小説はリンクから。
Twitter=@foolishowl0425

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カレンダー

01 | 2013/02 | 03
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 - -

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。