Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

諸刃の剣

先週の土曜夜、僕はレイソルの逆転勝利の余韻に浸りつつ
2ちゃんねる麻雀板のスレッド
「天鳳で打ってる人で雑談でもしないか」
を眺めていた。

天鳳を打っても良かったのだけれど
スポーツニュースを見たかったので、一旦休憩していたのだ。

そんな僕の眼に、信じがたい文字が飛び込む。

416 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:37:46 ID:???
さくらこ事件てやばいの?

431 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:44:49 ID:???
>>416
kwsk

434 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:46:29 ID:???
さくらこさんを三位にさせてから連ラス・・・(´;ω;`)コワイヨゥ

435 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:46:32 ID:???
さくらこ事件と鮫島事件は2chのタブー

438 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:47:37 ID:???
さくらこ事件か・・・あれは悲惨だったね・・・

439 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:48:23 ID:???
マジ住人だからよせ

442 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:51:51 ID:???
鮫島事件kwsk

443 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:52:36 ID:???
教えれるかよ・・・

446 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:55:37 ID:???
もしかして何人か消された?


何を訊いているんだ・・・

軽く舌打ちをして、僕は呟く。
どこで「あの事件」のことを聞きつけたんだろう。
あの、思い出すのも忌まわしく、関係する者全てが
記憶の中に封印して掘り起こさないようにしていると言うのに。

2ちゃんねるで今でも時々囁かれる「鮫島事件」よりも
はるかに注意深く、痕跡は消されていると言うのに。

試しに、あなたの周りで
アンダーグラウンドの世界にもネット社会にも詳しい人がいたら
さりげなく尋ねてみればいい。

「さくらこ事件って知ってる?」

判で押したように、同じ反応が返ってくるだろう。
僕はそれを容易に想像できる。

おそらく彼は、一瞬びくっとしてから
周囲を慌てて見回すだろう。
もしかしたら、聞こえないふりをするかもしれない。

そして、それでもあなたが問いかけをやめなければ
彼は慌てて場所を変えるだろう。
人目につかなく、盗聴や監視の心配の無い場所へ。

そしてこう言う。

「よせよ。そんなことに関心持つのは。
お前は平凡でも幸せな日々を送って行けよ」

そんな彼の表情を見て、あなたは恐怖を感じると共に
自分の中の好奇心が、むくむくと起き出して来たのを知る。

伝を頼って、あるいは図書館の新聞や雑誌を調べて
あなたは真相に近づこうとする。

けれど、関係者らしき人物に辿り着いても
彼らの口は一様に重く、決して自分からは話そうとしない。

そう、彼らは知っているのだ。
決して触れてはならないタブーというものが
この世の中には厳然として残っていることを。

あるいはあなたは、匿名の掲示板に書くならば
書いた人間の正体など分かるはずが無いと思うかもしれない。
警察ならいざ知らず、一般人がそんなことできるはずが無いと。

けれど、警察の人間が知り得るならば
それを聞き出せる人間がゼロであると断言できるだろうか。
知り得るのは、警察だけではない。
管理運営する人間もまた、知り得ることだ。

ある情報を知っている人間が2人以上いたら、
その情報はいつか漏れてもおかしくない情報なのだ。

親愛なる「雑スレ」の諸君。
僕がこうしてこの記事を書いているのは
僕のせめてもの優しさだと思ってほしい。

これ以上のことは言えない。

それは申し訳ないと思う。

けれど、それを書き記そうとしても
僕の指は頑としてキーを押そうとはしないし
僕の古傷は、時に鈍く、時に鋭く疼く。

あまりにも剣呑な話題であるがゆえに。

人は、その人がどんな生き方をしていようとも
必ず持っている武器がある。
その武器によって人は成長し、周囲に影響を及ぼす。

ただし、自らを傷つけることも多いし
周囲に害を及ぼすことも少なくない。

そう、それが好奇心というものの正体だ。

好奇心は正しく使わなければ己の身を滅ぼす。
知る必要の無いこと、知ってはならないことを
きちんと察することが出来ない者は
映画の脇役のようにその代償を己の生命で支払う。

タブーの臭いを嗅ぎ付けて首を突っ込む週刊誌の記者は、
古代遺跡の中で不用意に棺桶に触れるスポンサーの小判鮫は
映画の中でどういう末路を辿ったか、思い返してみればいい。

そして、口が軽く何でもペラペラと喋る小男が
どういう末路を辿るかも、合わせて思い返してみるといい。
そうすれば、自分がどう振舞うべきか、分かるはずだろう。

少なくとも、これだけは覚えておいてほしい。

僕がこうして忠告したことを。
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天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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