Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

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打ち筋・2

三度目だか四度目だかの九段になった。

tenhou_prof_20120319.png

先月、七段まで落ちてから一気に駆け上がったのだけれど
その過程で少し考え方を変えた。

鳳凰卓では七段のポイント配分だと
ラスで失うポイントが1着+2着と同じだから
かなり押し気味に打つことが出来る。

鳳凰卓で一番数が多いのは七段だから
しばらく前から
打っている面子が押し気味の傾向を強めているように感じていた。

僕はプログラム解析などに全く疎いので
統計などは取れていないから
あくまで体感としての話だけれど
もしその体感が統計に表れているとすれば
おそらく放銃率や放銃時のシャンテン数、愚形追っかけ率などに
数字として出ているのではないかというのが僕の推測。

ゼンツだからレベルが下がったとかそういう話ではない。
平均レベルの話はまた少し別の話で
ここでは、和了に対して直線的な打ち手が増えたというだけの話だ。

もちろん良い悪いの話でもなく
それに対してどう対応するかの問題で
僕なりに少し変えるようになった。

今まで僕は、極力運否天賦の勝負を避けて
リスクを減らしていこうという考え方で打っていた。
それが間違っているとは思わないのだけれど
結果として出てきた成績を見る限り、
それでは十段にはなれないのではないかと思った。

リスクを減らしていけば成績自体は安定するかもしれない。
でも、安定段位が9.0未満の打ち手が九段で打って安定するということは
要するに打てば打つほどポイントが減っていくということだ。

ということは振れ幅を大きくしない限り
僕は十段には届かないのではと
そう思ったわけだ。

だからある程度運否天賦の勝負をしよう、
もう少し踏み込んでリスクを負っていこうと思って
七段に落ちてしばらくしてからフォームを変えた。

もちろん今まで打ってきたフォームは
そう簡単には変えることは出来なくて
頭で解っていても実戦ではできないということも何度もあった。

迷走しかけているのではと今でも少し思ったりもする。

中嶋常幸というプロゴルファーがいる。
(リンクはwiki)

今はもうシニアツアーをメインにプレーしているベテランだけれど
かつては青木功、尾崎将司と並んで「AON」と並び称されたゴルファーだ。

その中嶋プロはかつて「世界で一番美しいスイングをするゴルファー」
と呼ばれていた。
そして実際そのスイングで勝ちまくっていた。

ところが中嶋プロは三十代後半になって
その美しいと呼ばれたスイングを改造することを決意する。

そしてそのスイング改造が裏目に出て
かなり長い間成績を低迷させてしまうことになる。

僕と中嶋プロは15歳ほど違うから
当時の僕はまだ二十歳そこそこで

(なんでそんなことするんだろう。
そのままでいいじゃん)

そんな風に思っていただけだったのだけれど
今は少しだけその気持ちが分かるような気はする。

肉体や頭脳というのは誰でも衰えていく。
だからピークを過ぎてしまえば
現状維持でいいと思った瞬間から後退が始まる。

中嶋プロはそれを恐れたのではないだろうか。

もちろん僕は中嶋プロほど優れた実績は無いけれど
やはり年齢というものを感じないわけにはいかない。

例えば仕事で部下に指示を出す時も

「この間のアレどうなった?ちゃんとアレしておけよ」
(この間の会議で出た話はどうなった?
ちゃんと先方とアポイントを取って打ち合わせしておけよ、という意味だ)

なんていう風に言ってしまったりする。
歳を取ると指示語があいまいになるとは言うけれど
これじゃほとんどパワハラみたいじゃないかと苦笑しながら
具体的な指示に言い直さざるを得なかったりする。

福地先生の新著(いい本です。お買い得だと思う)の後書きにも

「プレーヤーとしての残り時間を考えると~」

というくだりがある。

もちろん麻雀はいくつになっても遊べるゲームではあるけれど
最前線で戦うという意味においてはやはり限界があるのではと思うし
先生もそういう意味合いで言っているのだろうと思う。

僕自身の残り時間がどれくらいかは分からないけれど
もう少しだけ足掻いてみようと思っている。

フォームを変えるということは迷走しかねないということでもあるし
リスクをある程度負うことを選択すること自体が裏目に出て
成績を落とすことになっても
それは覚悟の上でもある。

何度か繰り返して、何度目かにうまくいったときに、
十段にタッチできればいいかなと
今は思っている。

少なくとも、このままで上下の往復を繰り返すよりは
後悔は少ないのではと思うから。



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Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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アングラ小説はリンクから。
Twitter=@foolishowl0425

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