Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

銀座線の屈辱

今日の記事は男性限定だ。
女性が読んでも
面白くもなんとも無いので、
すっ飛ばしていただきたい。

今日僕は用事があって
渋谷から上野広小路に移動した。
山手線で上野まで行くよりは銀座線の方が早い。
そう考えて銀座線を利用した。
時刻は昼下がり、車内はずいぶん空いていたので、
僕は座席に座った。

表参道で、そこそこの人数が乗ってきて、
僕の向かい側にうら若き女性が座った。
おそらく20代前半であろう彼女は
チェックのミニスカートと
胸元の開いた白いニットを着ていた。

暑さも落ち着き、お洒落に向いた季節になったことを
僕は女性のファッションで感じることが多い。
特にそれが若い女性であれば
自然と目が向くのは言わば必然でもある。

彼女達は「見られること」を前提に服を決め、
僕らはそれを見ることを「眼福」と称する。

そして一般的に、
その需要と供給の一形態においては、
スカート一着当たりの布の消費量は
少ない方が歓迎される。
分かりやすく言うならば

「ミニスカ万歳!」

そういうことだ。

ただ、今日の場合は大きな問題があった。
彼女はあまりにふくよかすぎて、
ウエストとバストの
あるいはウエストとヒップの境界が
良く分からなかったのだ。

古館一郎であれば

「これはまさにスリーサイズの三位一体!」
「ボディパーツのちゃんこ鍋!」
「掟破りの90そろい踏み!」

とでも言うかもしれない。
もちろん僕はそんな失礼なことは言わない。
ちょっと思っただけだ。

そしてさらに問題が発生した。
彼女の足がちゃんと閉じていないのだ。
人間観察を隠れた趣味にしている僕は
すぐにそれに気付いてのけぞった。

とてもじゃないが喜べない。
いや、取り立てて美人ではなくても
本来は喜ばしい状況だ。

しかしながら、僕にとっては
それははた迷惑以外の何物でもなかった。
あれは隠れているから見えた時に嬉しいのだ。
だらしなくびろーんと開かれても困る。
僕が困ることではないかもしれないが、
とにかく困る。

仕方なく僕は、
携帯電話を取り出した。
地下鉄なので電波は入らない。
やることといったらゲームくらいしかない。

そして、ゲームをやるときには
携帯電話は顔の前に持ってこざるを得ない。
僕は顔の前で、携帯電話のゲームをやろうとした。

その時である。
彼女は何かにはっと気づき、
僕の顔を睨むようにしながら
持っていたバッグを足の上に置いた。

その表情で僕は彼女の心中を悟り
あまりの屈辱に心の中で泣いた。

「どっかの教授じゃあるまいし、
お前なんか撮らねーよ!」

そして僕は携帯を仕舞い、
わざとらしく顔を左上方45度に向け
上野広小路まで延々と同じ姿勢をとり続ける羽目になった。

おかげで今、首が痛い。
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天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

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