Polyhedron

フットボールと天鳳と、時々アンダーグラウンド。

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ヒール?

最近ちょっとホットだった話題。

IQ180真剣(様)というプレイヤーが
不正をしてアカウント停止になった騒動から
小岩の雀荘にゲストで呼ぶとか呼ばないとか
対決するとかしないとかでも盛り上がった。

(様)になっているのはその前のユーザーネームが(様)なしだったから。

天鳳において、というか
ネット麻雀において不正というのは必ず出てくる問題だ。
競技の大会に向かない理由のひとつでもある。

携帯電話、LINE、Skypeなど
通信手段がいくらでもあるから
コンビ打ちの難易度はリアルより遥かに低い。

彼のアカウント停止の理由は公開されていないけれど
一度目は本人もコンビ打ちの不正を認めている。
二度目は認めていないけど、まぁ黒だろうと思っている。

公式で通報対象になりますよとアナウンスされている
「故意同卓」を頻繁に繰り返し、
なおかつ打牌において不自然なものがかなりあった。

停止の理由を運営が公開しないのは
法廷の場に出た時のことなども考慮してだろう。
課金者へのサービスを全面的に停止するための
単純な通報の数だけではない、十分な証拠があるからだろう。

不正がどの程度まで検証できるかとか
どこからを不正と判断しているか、などは
運営が細かなところまで手の内を明かすべきではないと考える。
明かせば裏をかこうとする人間が必ず出てくるからだ。

真実のところはもちろん僕には分からないけれど
不正行為を繰り返し反省しないプレイヤーに
居場所を与えること自体にはある種の懸念がある。

どこのネット麻雀にも不正はあるだろう。
例えば東風荘でも不正はあった、過剰に意識しすぎだ、という意見もあった。

それはその通りで、
プレイヤーはそれ自体は覚悟しておかなければならない。

しかし、それがあったから東風荘は衰退した側面もあるはずだ。
不正を検証し取り締まる上で
たくさんのユーザーの目がそれに効果があるのは事実だ。

言い換えれば、僕が日々安心して天鳳を打てるのは
不正があった時にそれを検証し排除してくれる人がいるからだ。
ユーザーの自浄作用のようなものだと言ってもいいかもしれない。

その、不正を検知し検証してくれたであろういろんなユーザーが
不正者がある種のヒール的ヒーローになることに徒労感を感じ
その情熱を失ってしまうことをとても心配している。

日本語にはちょうどいい言葉があって
「倦む」という。
うんざりして嫌になってしまうことだ。

人によって、不正の検知や検証に
具体的なアクションを起こせる人と起こせない人はいるだろう。
そこまでは強制は出来ない。

けれど、具体的なアクションを起こせない人が
「ただ乗り」を公言するのは違うんじゃないかなとも思っている。

不正者本人は反省も謝罪もするつもりがないようだから
この先もまた同じようなことが出てくるのかなという気はする。

不正の手口は巧妙化するだろうから
本垢を持ちつつ、面白半分にキャラを作ってやる人間も
もしかしたら出てくるかもしれない。

劇的に増えるとは思わないけれど、
巧妙にやられて検知しきれなくなったら嫌だなとは思う。

1000回打つとして
単純に行けば250回のラスを引くところを
僕らは何とかして230回に、220回に、
あわよくばそれより低くしようと思っているわけだ。

1000回のうち5回でもコンビ打ちによる恩恵でラス逃れが出来れば
絶大な効果だと僕は思う。

それを検知してくれる人々が
今回の件で倦まないことをただただ願っている。

いつも本当にお疲れ様です。

vsプロ連盟

天鳳位と連盟所属のプロの対決が今日から始まる。

瀬戸熊、藤崎、佐々木ら錚々たる面子を連盟も出してきている。
これは大御所や重鎮プロを出すよりも大きな意味があって
それだけ天鳳位を評価しているということに他ならないのではと思っている。

1回目は慣れた天鳳ルールとはいえ、
リアルの舞台という意味ではアウェイだ。

カメラでの放送もあるし
所作などの点で思わぬ動揺を誘われることもあるかもしれない。
普段通りに打とうというのが却って仇になるかもしれない。

緊張はして当たり前なのだ。
人間なんだから普段通りじゃなくて当然。

そこからスタートするくらいのつもりで
ベストパフォーマンスにつなげてほしいなと思っている。

応援しています。
健闘を祈る。

昇降

まだ僕が若かった頃、
ほんの少しだけ競技麻雀をかじったことがある。

当時はまだプロ連盟は出来て間もない頃で
(たぶん7期か8期にしかなっていなかったはずだ)
競技麻雀の世界の中心は最高位戦だった。

必然的に最高位戦に所属しているプロに
いろいろ教わったり、あるいは観戦したりして
僕は競技麻雀に触れていくことになった。

その最高位戦のプロの中に
最高位戦のルールとは違うルールで打つ人たちがいた。

最高位戦の当時のルールは
まだ一発も裏ドラもない、今で言うところのクラシックルールだったけれど
それをさらに地味にしたルールで打っているということだった。

何しろ素点が関係ないというのだ。

「トップなら1昇、ラスならマイナス1降、2、3着はプラマイ0、それだけだよ」

そのルールを教えてくれたプロは
僕にそう説明してくれた。
そしてそこで打つプロたちが集う場に
僕を連れて行ってくれた。

それが僕と101の出会いだった。

「いやーついてないよ、
4回打って4回しかトップ取れないんだもん」

今でこそわりと陳腐な煽り文句になったかもしれないけど
僕がその台詞を初めて聞いたのもその場だった。

「謳いの西田」

なんて異名が付いていたプレイヤーだったけれど
どう反応していいか、当時の僕にはまるで思いつかず
曖昧に笑うことしか出来なかったことを覚えている。

ただ、このルール、
おそろしく息苦しいものだった。

何しろリーチがまずかからない。
ノーテン罰符がないから、
行けそうにないと思ったらみんなガンガン降りる。
文字通り鉄壁だ。

ノーテン罰符が無いということは
流局時に手牌を公開するという作業が無いということだ。
(リーチをかけていても聴牌を証明する必要も無い)

となるとリーチのメリットが下がることになる。
一発も裏もないから
足止めリーチというものの効力がほとんど無くなる。

役無しカンチャンで押すことも頻繁にある。
リーチをかけているつもりで押すわけだが
他家も当然それに対応していくことになる。

なんというか、巷のフリー麻雀とまるで違う麻雀がそこにあった。

当時の僕は、その辺のことを十分には理解し切れず
あまりコミットせずにやがて離れていってしまうことになるのだけれど
今は少しだけ、そのルールの面白さが分かる。

素点が関係なく、ラスだけが失うものがある、という点で
天鳳という順位戦に近い部分がかなりあるからだ。

ここに、一冊の本がある。
表題を「神眼の麻雀」という。

この本の著者である成岡という人を
僕はもちろん知らない。
ネット上では多少知っているけれど
それはここでは触れない。

書評には関係が無いから。

似たような側面を持つ鳳凰卓東風速卓というゲームにおいて
僕はできるだけシステマチックに打つことを目指している。
それは速卓という条件が出てくる場においては
半ば必然であると言ってもいいだろう。

読みに時間をかけてリソースを割くことよりも
一つ一つのシステム的な判断の精度や錬度を上げることに
時間やリソースを割くしかないからだ。

成岡は違う。

僕がコミットできなかった101順位戦に
成岡はコミットし続けた。
そしてその場において
見えないものを見ようとすることに
伏せられている山を牌を感じ取ることに、心血を注いできた。

この本には成岡のその、感じ取ろうとする精神の過程が書かれている。

論理でそれを読み解くことは難しいだろう。
だからどれだけそれを読んだところで
読者が何か具体的な論理を身につけることは出来まい。

技術論が書かれた本ではないからだ。

かといって、オカルト本でもない。
おそらく成岡は、システマチックに打てる部分を
かなり残したプレイヤーであるはずだ。
打とうと思えばいくらでもロジックに基づいて打てるだろう。

武道家が型の鍛錬を重ねて様々な型を体得したとして
その型通りに戦うのか、
あるいはその型を超えたところにある極意を目指すのか、
そんな感じを持ってもらえばいいのではないだろうか。

成岡は僕よりも少し年下だから
もしかしたら、25年前に交わっていたかもしれない。
101ルールで対戦し、対局の後に言葉を交わすことがあったかもしれない。

ほんのちょっとしたタイミングの違いで
交わらないままになってしまった打ち手の思考を
今僕は一冊の本で知ることが出来る。

ただの一度も打ったことの無い相手だけれど
彼が心血を注いだ対象を、僕は少しだけ、知っている。

昇ったり降りたりをただただ積み重ねてきたという意味で
天鳳の段位戦を打ち続けてきたプレイヤーに対するのと同じような共感を
成岡に抱くこともできるだろう。

論理とは程遠い、その情緒的な意味合いにおいてのみ
僕はこの本を推すことにする。

光あるところ

最近、とあるカジノの
オープン前の準備段階に少しだけ関わった。
いや、関わったというほどでもなく、
ちょっと詳しい話を聞いた程度、
と言った方がいいかもしれない。

その成り行きでその準備中の店に一度だけ、行った。
真新しいラシャの張られたテーブルと
顔が映るくらい眩しい鏡面仕上げの椅子。

店内ではディーラーの研修として、
若い女の子たちが
まだ少し覚束ない手つきでカードとチップを扱っていた。

簡単に挨拶を済ませ、店の片隅に座る。
半ば無意識に
テーブルの中にセットしてあるチップに手が伸びる。

カジノの現場を離れてもうずいぶん経つ。
ディーラーではなくなってからを考えると、
それはもう20年近く経ったことになるけれど
掌の中のチップの扱い方を、僕の指はまだ覚えていて
ごく自然にディーラーとしての動きを繰り返す。

研修中の女の子たちにアドバイス的なことをしかけて
講師役の邪魔になるだけであることに気づき、口をつぐみ
当たり障りのない世間話だけ口にする。

もちろん彼女たちは、
アングラの世界の住人になろうとしているわけではなく、
健全なゲームとしてのカジノの世界、
を見ようとして応募してきたはずだ。

かつてのバカラ一辺倒のハウスではなく
むしろ対人ゲームとしてのスキルを競うポーカーが
そのカジノのメインゲームだ。

当然のことながら、アングラカジノが流行る前に
パンデミックのごとく全国に出来たゲーム喫茶のように
ビッグやスモールを当てるダブルアップボタンも無い。

訊けば、ネットゲームの要素を取り入れて
やり込みRPGとしての展開を考えているらしい。
つまりオンラインが先で、リアルが後、という発想になる。

麻雀もそうだけれど
財物を賭すことは
カジノゲームとしての面白さの一部分に過ぎない。

特にポーカーのようなスキル介入の大きなゲームは
そのスキルの巧拙を競うだけで十分面白い。
結果に付随してくる賞品は
財物としての価値が無くても構わないのだ。

がしかし、その一方で
財物、それも自分にとって
大きな価値がある財物が
賭けられていればいるほど、
人は、痺れる。

それもまた真理だ。
その痺れが、人を吸い寄せ狂気を孕ませる。

その狂気を、欲望の直射を、
ディーラーや店の黒服は浴び続ける。
それは強烈な力を持つだけでなく、
時に暴力的でさえある。

それに耐えられなくなった者は文字通り病む。
発狂するわけではないけれど
どこかしら歪んだ感性、
曲がった価値観を持つようになる。

あるいは僕もそうなのだろう。

だからというわけではないけれど、彼女たちの中に
そちらに吸い寄せられていく者がいないといいなと
少し、心配になる。

「あのね、僕も最初は君たちと同じように
光の当たる舞台だけ見るつもりだったんだよ」

なんてことは
さっき顔を合わせたばかりの彼女たちには言えずに
飲み込んで帰ってきたのだけれど。

おもひでぽろぽろ

タイトルほどセンチメンタルな感じではないのだけれど
東京をもうしばらくしたら離れるので
せっかくの機会でもあるし大規模オフ会にも参加してみることにした。

「天鳳リアルトライアル4」

運営のお誘いに乗らせていただく形ではあるけれど
天鳳位はおろか十段経験もなければプロでもない僕が
招待選手としての参加をさせていただく。

いささか面映ゆいけれど、
せっかくなので存分に楽しもうと思っている。

ネットゲームのオフ会となると
本人確認などの手間が出てくるし
リスクも決して少なくはないだろうと思うのだけれど
4回目ということで、今後も継続して行われるといいなと思う。

僕が天鳳を始めたころは、鳳凰卓もなかったし
主流は圧倒的に特東だった。
今よりも段位を上げることが格段に難しかったから
初めて七段に上がれた時は本当に嬉しかった。
今でも七段がプレイヤーとして一人前、みたいなものはあるだろうけれど。

でも、その頃と同じくらい、僕はまだ麻雀が好きだ。
覚えてから30年ほど経過したけれど、一向に飽きることがない。

僕の世代でリアルトライアルに参加される人は少ないだろうけれど
その分、若い同好の士と交流して
その瑞々しくてダイナミックなモチベーションやエネルギーを
少しでも感じて帰りたいと思うし
歳を重ねても麻雀を飽きずにやっている人もいるんだよというのを
ちょっとでも見せられたらいいなと思っている。

ということで、9/13にご参加される方はよろしくお願いします。


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プロフィール

omoteura

Author:omoteura
天鳳で日夜遊ぶ柏レイソルサポーター。

天鳳(鳳凰卓東風戦)の段位は現在八段。

tenhou_prof_20100117.jpg

アングラ小説はリンクから。
Twitter=@foolishowl0425

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